7月は暑さの中、プールや室内遊びで体を動かして過ごしていました。
七夕や夏まつりの準備、食育などの行事もあり、外に出ない夏の時期に室内の活動が充実しています。
【室内遊び】
7月はマット跳び箱遊びをたくさんしました。
はじめて跳び箱を出した日、最初に「できない」「跳べないと思う」と言う声が聞こえてきました。しかしそのあとから「でもやってみる」「練習すればできるようになるかも」とすぐに前向きな声が聞こえてきたのです。すぐに”よしがんばるぞ”と言った雰囲気になり、順番が回ってくる子ひとりひとりが力強く構えて、目にも力が入っていました。
開脚跳びも練習しましたが、人気なのは跳び箱からのジャンプです。
高くするとジャンプも迫力がありますし、跳び箱に登るのもいい全身運動になっています。
着地を転ばないようにしたり、天井にぶら下げたカップをタッチしたり、トンネルやケンケンパもまぜて動きのある遊びにしたりしながら遊んでいます。
マットは前転と逆立ちに挑戦しています。
前転は「おへそを見ながら、頭をひっこめて回る」話を聞いて少しずつ工夫している様子があります。
逆立ちは「地面を押すかんじ」、グッと肘を伸ばして力を入れて見ます。
できないことが少しできるようになるのは嬉しいでしょうね。逆さまの笑顔、キラキラしています。
自由遊びの中にも個性が出ています。「〇〇くん、すごいのつくってる!」と感心して真似してみたり、友だちと交代しながら遊んだり、遊びのルールや役割を話し合ったりするのも上手になってきています。
室内では夏まつりの準備をしています。
カブトムシの観察。触れる子が持ち方を教えてくれるので、苦手な子もチャレンジしてみています。
【プール遊び】
今年度から屋上でのプール遊びが始まりました。そら・たいよう組は2つのグループに分かれて交代で入っています。大きなプールにいっぱいの水で、全身を大きく動かして水を感じています。「またやりたい」「ちょっとだけお顔つけれたよ」「きもちよかった」と言ってくれて、みんなプール遊びが嬉しいようです。
プール支度のご用意いつもありがとうございます。8月も晴れの日がたくさん続くといですね。
最初は足でバシャバシャしてみたりが多かったです。
慣れてくると顔つけや、
トンネルくぐりも楽しくなってきています。
顔に水が着くのが慣れない子も笑顔で、だんだん水を気にしなくなってくると嬉しいです。夏の時期しかできない遊びたっぷり楽しさを伝えていきたいです。
写真ではわかりづらいですが、保育者が波を作っています。
座ったりうつ伏せで波に揺れてみたり、プールの端に当たる波のしぶきを浴びてみたり、立って波がくるタイミングでジャンプしてみたりしています。感じたことから自然と遊びに入っていく様子がステキです。
2チームとも「波!もう一回やって!」と言って繰り返しています。
【食育】
アジをひらいてアジフライを作りました。
魚の形のアジを触ってみたり匂いを嗅いでみます。
職員が切って骨をとっていく様子を見ます。
年長クラスの子がみんなの分を切ります。見本の大きさを並べて同じ大きさになるように切ってくれました。
片栗粉をつけて、
小麦粉+水をつけて、パン粉は大人がつけました。
厨房の職員が揚げてくれます。近くで匂いを嗅ぎながら揚げている様子をみました。
しょうゆ、ソース、ケチャップ、マヨネーズから自分の好きな味を選んでつけて、アジフライを食べてみました。自分で選んだ味、進んで食べてくれました。
魚からアジフライへの変化を見ながら、出来立て熱々を食べる貴重な機会になりました。
給食の玉ねぎやトウモロコシの皮むきのお手伝いもしています。
暑い日がつづいていますね。来月もいろいろな活動を通して夏らしい経験をたくさんしていきたいです。